風に吹かれて

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
エアコンセンターAC施工監理課の杉田です。

先日、前々より非常に楽しみにしていた映画を鑑賞してきました！
2/28に公開された「名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN」という作品です。

アメリカのミュージシャン「ボブ・ディラン」の若き日を描いた伝記映画です🎬

ドキュメンタリーではなく、史実を踏まえたストーリーになっていますので、ボブ・ディランのことを知らない人でも、楽しめる映画かと思います👍

ボブ・ディランのことを簡単に説明することは非常に難しいですが、ノーベル文学賞をミュージシャンとして初めて受賞した人です。当時の歌詞は感情的でストレートな表現が一般的でしたが、ディランはベトナム戦争や黒人解放運動など揺れ動く社会情勢を背景に、詩的な表現をしたことが功績とされ、受賞に繋がったとされています。

せっかくなので、代表的な1フレーズを紹介させていただきます。

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「Blowin’ In The Wind」（邦題：風に吹かれて）

How many roads must a man walk down before you call him a MAN?
どれだけ道を歩けば、一人前の男として認められるのか

How many seas must a white dove sail before she sleeps in the SAND?
どれだけ多くの海を渡れば、白いハトは砂浜で羽を休められるのか

Yes, and how many times must the cannon balls fly before they’re forever BANNED?
砲弾は何発放たれれば、使用禁止となるのだろうか

The answer, my friend, is blowin’ in the wind
友よ、答えは風に吹かれている

The answer is blowin’ in the wind
答えは風の中にあるんだよ

（作詞・作曲 Bob Dylan, 1963年 Bob Dylanの「Blowin’ in the Wind」からの引用）

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この聴き手に解釈を委ねる表現が、当時の社会構造に不満を持つ人々に刺さったとされ、今なお世界中に多くのファンがいます。

私もそんなディランのファンの一人なので、映画は正装で鑑賞しました。

主演のティモシー・シャラメの演技が約5年の役作りもあり、なにより秀逸です!!
作品全体でもアカデミー賞に8部門でノミネートされ、今期大注目の一作となっておりますので、ぜひご覧ください。

また、これを機にディランの曲はもちろん、劇中にも登場しバックバンドメンバーであるアル・クーパーやマイク・ブルームフィールドの作品も最高なので、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか🎵